【作 者 名】筑田周一
【登場人物】女9名 計9名
【上演時間】45分
【コメント】初めて中学生向きの脚本を書くということで、自分の経験をもとにしました。
中学時代同級生4人だけの新聞部に所属し、3年間で1回だけ新聞を発行しました。被爆体験を持つお好み焼き屋のおばさんに取材に行ったり、体育大会の取材に行ったりして3000円の予算でなんとか手書きの新聞を発行しました。
ところが、3年生の春に生徒総会で休眠中の報道委員会を活動させようという動議が提出され、報道委員会が「不入斗中学校ジャーナルアドレナリン」を発行し始めました。その時の悔しさ、嫉妬などあれこれ感じたことと、新聞部員4人ともが、陸上ではありませんが、水泳が得意で、水泳部を作ろうかと話していたことなどを陸上部に置き換えました。
中学生時代のざわざわした心と、それでも友情というものを信じたいという心を「走れメロス」にひっかけて題名にしました。
【使 用 料】脚本公開規則に準ずる
【上演許可】作者より都中劇研に一任されています。
こちらからご連絡下さい。
【上演記録】北区 女子聖学院
2016都大会